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お金の本質

  • 目的ではなく手段
  • 2015年7月7日
  • 読了時間: 7分

お金って何なんだろう。

会社員時代、お金を使う暇もなく、欲しいものも特になく

「お金、別にいらない」って時がありました。

それでもボーナスとか給料もらうとうれしかったですけどねw

一生つきまとうであろうお金、しかし学校ではお金に関しては何も教えてくれない。

全く意味のない古い知識は教えてくれるのにねw

結論から言うと

お金とは「実体のない信用」

です。

たぶんもう分かっている方もいるかもしれませんが、お金には実体がありません。

「紙幣」は日本銀行が造ったチケットみたいなものです。

日本銀行が「これには1000円の価値があるよ!」と言ってくれてるので1000円という信用が生まれます。

クレジットカードもそうで、単なるカードに付けられた「信用」です。

国民みんなが「それには十分な信用がある!」と漠然と信じているからお金として成り立つ。

昔にさかのぼると

魚をとるのがうまい人Aと,動物を捕らえるのがうまい人B,がいました。

Aは肉が食べたいのでBに魚を渡すことで肉を手に入れることができる。

これが物々交換の始まり。

しかし、お肉が食べたい時にいつも魚を持っているわけではなく、不漁のときもあるわけで

じゃあどうするかというと

貝殻を使ったわけです。

A「この貝殻持ってきてくれたら魚と交換するから、お肉ちょうだい!」

B「今魚いらないからそりゃ便利!貝殻なら腐らないし!」

これがお金の始まり

さらに山菜採り名人のCが現れ、武器職人のDが現れ

いちいちそいつのとこ行くのめんどっちーな!時間決めて一カ所に集まって交換し合おうぜ!

そうして形成されたのが市場(マーケット)

しかし悪いことを考える奴も出てくる。

貝殻を探しまくれば狩りとか必要ないじゃん!w

そうするとマーケットが機能しなくなるので、貝殻よりも手に入りにくいものに取って変わっていく。

そして金に変わり、金では見つける量に限界があるので、権力のある人が造る紙幣に変わった。

ざっくりですが、つまりは「お金=信用」なのです。

お金の信用は限界がある

1000円札は1000円まで

クレジットカードは上限額まで。

でもみんなもっていて、いくらでも信用を生み出すものがある。それが「自分の信用」です。

例えば友達にコーヒーを奢って貰ったとします。

そしたらその人は目に見えない120円の価値を気づかないうちに生み出してるのです。

家に泊めてもらったらホテル代の信用を生み出してる。

よく芸能人が街でタダで物をもらったりするのも

「この人が来てくれたことでお店の宣伝になる!」っていう信用から生み出されてるのかもしれないし

「この面白くて好きだからタダであげちゃう!」っていう信用から生み出されてるかもしれない。

僕の知り合いにもいるのですが、お金という物質にとらわれ過ぎて自分の信用をすり減らしている人がいます。

限界のある信用を選んでいるわけです。

その人はお金がなくなったら自分を保つことができるか心配ですが、それも自分が選んだ道ならば責任を持たなければいけない。

面白い話を一つ

ある漁師がいて

一日に3時間漁をして、釣った魚を売ることで生計を立て、余った時間は

家事を手伝い、子供と過ごし、テレビをみて、趣味の時間に充てていました。

それを見たビジネスマンが漁師にこう言いました。

ビ「もっと魚を捕る時間を増やせばもっとお金が手に入る!」

漁「それで?」

ビ「お金が入ったら漁港に工場を造り、さらにお金を手に入れる!」

漁「それにはどれくらいかかるの?」

ビ「10年くらいあれば上等!そのころにはお金は使い切れないくらいの収入になってるだろう!そこで株を買い、あとは一日数時間、株の管理をしておくだけ!」

漁「それで?」

ビ「余った時間で、家事、子育て、テレビ、趣味、何でもすると良い!」

ここまで言っといてなんですが

はっきりいってお金はあった方が良い

しかし、何のためにお金が必要なのかは知っておく必要がある。

いくら流行の物を買ったところで、必ず時代遅れのダサい物になり、新しい物が欲しくなる。

美味しい物を食べたところで一週間後にはまた食べたくなる。

僕が個人的にお金を使う時に考えるのは

「欲しいもの」より「必要な物」

自分の「こうなりたい!」っていう目標の為に必要かどうか。

それだけ意識するだけでも家の中はサッパリする。

お金に対する価値観はほとんど親から来ています。

何かを買うとき

「ああ。お金なくなっちゃう。。。」

と思って使う人と

「自分にはこれを買うお金がある!ありがたいなあ。」

と思う人がいる。

意外と金持ちに多いのが後者。

だからお金が稼げる。

ビジネスをしていると見えてくることがある。

コーヒーでいうと

どこで豆を作っているのか

どこの工場で加工して

どこで梱包して

どこの会社に輸送を頼んで

どこの会社に販売してもらうのか

今、目の前にある飲み物一つを

自分で一から造ろうとすればとんでもない額のお金と歳月がかかる。

それを知っているから感謝するわけです。

「コンビニで買えば100円なのに、喫茶店で飲むとなんでこんなに高いんだ!」

とはならない

「たまたま通りかかったこの道にお店を構えようと決意した社長がいて、そこで働く人がいるから自分はコーヒーが好きな時に飲めるんだなー」

となる。まあ全員ではないと思うけど。。。

これが心理的な違いだと思います。

よく「マインド」と言われますが。

日本って、お金は汚い!いやらしい!って雰囲気がありますよね。自分もそうでした。

両親がお金のことで揉めてたのを見ていた幼少期もありますし。

多分その頃に「お金は使わないように、大事にしよう。」

とお金を絶対的な物にしてしまったのでしょう。

例えばあなたは何が好きでしょうか。

歌が好きな人がいたとして、自分が歌うことでお金をもらえると思うでしょうか。

たいていのひとが「お金をもらえるほどうまくない。。」と言うんではないでしょうか。

「そんなにビジュアルもよくない。。。」と言うんではないでしょうか。

そこには「お金は絶対的な物」としての価値観が根ざしてるかもしれません。

一つ言えるのは

それに価値を付けるのは相手です。

AKBだってニコニコ動画で歌ってる人だって超人的に上手いわけでも可愛いわけでもないのに人気になるのは、相手が価値を付けているからです。

1000人に1人が、良い!って思えば

10000人で10人、10万人で100人、100万人で1000人

1000人が毎月あなたに300百円ベットしてくれれば30万円貰える。

ネット人口は日本だけで約1億人いるわけで、それが世界レベルになると、ね。

ちょっと極端に書きましたが。

それは先のブログで書いた通り、あなたが「やりたい!大好き」ってことじゃないと偽善だし、続きません。

僕も今現在、得意なことでアウトプットしていく準備中です!

原価数円の飲みもを何倍の値段で売れる人はそれにそれだけの価値があることを知っている。

自分の歌でお金を稼ぐ人はそれが良いと言ってくれる人がいることを知っている。

こんなことでお金をもらっていいのだろうか。。。ってひとはお金=汚いもの、恐怖という感覚を幼少期に植え付けられているかもしれない。

自分で稼ぐって、やってみると楽しいですよ!

次回は人間関係について書こうと思います。

P.S1

毎回超思いついた順に書いてるので伝わりづらい部分があるとおもいますすみません。;;

クレームはメールでお待ちしてます 笑

P.S2

お金を稼ぐことは、世の中にお金を生み出すことにも繋がります。

中央銀行は価値の創造に比例してお金を創出します。

価値だけ生み出して、それを無料で提供していたら、実は余計に世の中を不況にして行くんです。

ただ、価値のない物を、価値があると見せかけてお金を奪う輩もいますのでご用心を!

会社員時代に上司が連れて行ってくれた山形県の蒟蒻の懐石料理

すごかった。こんにゃくの底力を感じました。笑

P1050741.JPG


 
 
 

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