幸せとは何か

会社員時代に漠然と

「幸せになりたい！」と思ってました

ええ。惜しげもなく言っていきますよ。

みなさんも心の中では考えていることでも、恥ずかしくて言えないことなんていっぱいあるんじゃないですか？

僕は全部吐き出しますよ！w(一人称を僕にかえてみましたw)

20代後半になって、特に地元を離れてみると分かるんですが

意地張ってることの無意味さに気づきます。

これ共感してくれる人多いんじゃないかな。

変なプライドというか、中学生じみた斜に構えた態度とか。

正直に「幸せになりたい」し「世の中が平和であってほしい」。

そんなん当たり前！

どっちかというと女性は素直な人が多いですよね。

そこらへんも後々心理学の知識としてアウトプットしていきたいと思いますが

今回は幸せについて。

幸せとは一種の「欲望」です。

これを煩悩とも言います。

欲があるから「苦」が生まれます。

この煩悩を消すにはどうすればいいか。

方法は２つあります。

・手放す

・叶える

大抵、欲に追い回されている人は

高価なものを買い続けます。

別に悪いことではないと思うんですが、外的要因に求める幸せは大抵長続きしません。

古くなる、飽きる、そして新しいものが出るとそれが欲しくなる。

これの繰り返しです。

多いのが南の国でのんびり過ごしたい。という夢ですが、おそらく長くて一ヶ月くらいでストレスがたまってくると思います。

僕もやがて世界旅行に出るんですが、刺激だけを求めているわけではなくて、そこで出会う人とか文化に重きを置いています。

じゃあ幸せってどうすれば…と結構マジメに考えました。

内側から生み出すしかない。

つまり幸せになろうと思えば今、幸せになれる。

ついに頭イカレたか…と思わせるかもしれませんがw

だってそうやん！

全てのことに意味付けができるのは自分だけ。

水道から水が出るのが幸せだ！好きなものを選べるのが幸せだ！子供が元気で幸せだ！(子供いませんが)

忘れているだけで、すでに幸せじゃん。

仮に水が出なくなったとしましょう。水のありがたみが分かるでしょう。

水道料金払い忘れて出なくなったことありますが一日だけでもかなり不便だった！

大震災のときヤバかっただろうなあと痛感しました。

世の中の全ては自分の意味付けで変わってくるんです。

そして

人間は「思う」ことができる。

裏を返せば

自分が幸せと思わない限り幸せにはなれない

これは重要な事実です！

彼女彼氏、高級ブランド、地位、お金

これらは外的要因による短期的な幸せです。自分のコントロールできないもので、いつなくなるか分かりません。

外的要因に幸せをゆだねると言うことは、それが無くなったとき、自分は幸せではなくなるという意味になります。

内的要因を選ぶ必要がある。

僕は絵を描くことが好きです。

絵を描いてるとき、めちゃくちゃ落ち着くし、ワクワクするし、時間を忘れる。

これをどうにか他の好きなこと、例えば建築、旅、音楽、心理学に結びつけてアウトプットできればと色々試行錯誤しています。

外部の全てがなくなっても、自分の好きなことさえあれば幸せを内側から生み出すことができる！

しかも永続的に。

会社員時代、ゼネコンで病院を建てていて

近くに重身病棟という重度の身体障害を抱えた方が入院する病棟がありました。

重度の精神病を煩っている方は、暴れるために檻の中に入れられて過ごしていました。

たまに車椅子に乗って外を散歩するのですが、その時の笑顔。

おれなんで五体満足でこんなに健康なのに日々を消化するように生きとるんやろう…。

別に身体障害者が不幸だとは思いません。それも本人が決めることですから。

ただ自分が情けなくて仕様がなかった！

幸せになる生き方をしよう！絶対できる！

ピンッ！ときた瞬間でした！岩手でピンッ！ときました。

死ぬまでに世界をみたい！これ絶対！！

そうして今に至るわけですが。。。

話がずれた！もどします。

でも日本って好きなことする＝自分勝手

みたいなしょうもない精神ありますよね。

せっかく色々できる時代なのに。

過去に戦争でぼろぼろのころ、食うために必死だったおじいちゃん世代。

戦争も終わり、孫には好きに生きてほしいと思ったんじゃないでしょうか。

そして最後にあなたが幸せであった方が、好きなことしてた方が良い理由。

自分の幸せ考えるとき

友達が幸せだった方が、より幸せですよね？

親が幸せだった方が、より幸せですよね？

嫌いなやつでも、不幸なより幸せであった方が自分に害がないですよね？

じゃあ同じく

その友達が、親が、嫌いなやつが幸せであるには

そのさらに友達、親、周りの人全てが幸せであるべきですよね。

つまり

自分の幸せを考えることは周りの幸せにもなるんです。

友達が幸せであると自分がうれしいように、友達もあなたが幸せである方がうれしい。

自分しか見えていない人、他人の不幸を喜ぶ人が幸せになれない理由はここにあると思います。

僕の例でいくと

1,自分しか見えていないパターン

絵を描くのが好きだ！絵を描ければ他は死んでくれてかまわん！(キチ○イすぎw)

こんな奴誰も構ってくれませんw

2,視点を上げたパターン

絵を描くことで日本のためにならんもんか。

視点を「自分から日本」に上げると、絵画教室いこうかなー、デザイナーや画家、絵師なれないかなーなどなど選択肢が増えます。

3,視点をさらに高く

絵を描くことで世界のためにならんもんか。

視点を「日本から世界」にあげると

きっと絵を描くことが好きな人は世界中にいる。

絵が好きなのに描けない人もいる、その人たちのためになにかできないか

インターネットがある。クラウドソーシングがある。描いた絵を世界中の人がネット上で公開できるツールが造れる。

それをTシャツとかトートバックにして世界中に販売することもできる。今あるツール、今後開発させるツールで自分にも簡単にできるんじゃない！？etc...

と言う風に色んな発想が広がるわけです。

自分のことしか考えていない人は視点が狭くなります。

認知心理学用語でスコトーマ(心理的盲点)と言いますが、重要なことしか見えなくなるという状態です。

つまり

自分しか重要ではない人に見えているものは少ない。

視点を高くして広げると見えなかったものが見えてくる。

スコトーマが働いているのに気づくための面白い実験があります

腕時計を持っている人は腕時計を、持っていない人はケータイを使ってください！

①ペンと紙を用意します

②腕時計の文字盤を見ずに絵に描いてみてください。(ケータイの人はよく使うappのロゴ)

１０秒間

③自分が描いた文字盤と実際の文字盤、どれくらい正確に書けたでしょうか。(ケータイの人はapp)

１０秒間

④では次に、今時計を確認しましたが、長針はどこを指していましたか？(ケータイの人はロゴの色)

どうでしょうか。

自分の時計、何千回と見ていたはずの文字盤をかけた人はどれくらいいるでしょうか。

人が時計を見る時に重要視するのは時間という情報。文字盤はどうでも良い。

しかし時計を買うときにはデザインを重視して吟味したんではないでしょうか。

これがスコトーマの原理です。脳は重要と思ったことしか見ない。

自分が重要な人は自分しか見ない。だから選択肢が少なく、苦しむ。

けど視点を上げて考えると選択肢が増える。スコトーマが外れるわけです。

世の中のお金持ちは常に世の中に貢献しています。

本を読めば分かりますが、カーネギー、スティーブジョブス、ザッカーバーグ、孫正義、松下幸之助、ホリエモンなどなどは「自分の財布にどれだけお金を詰め込めるか」が自分の人生の目的ではないことを知っています。

単純に「世の中をこうしたい！」という思いで会社を起てています。

最初は世界レベルまでいかなくとも自分の好きなことをSNSでアップロードする。くらいで良いと思います。必ずそれを喜んでくれる人がいます。

文句を言ってくる奴は無視すれば良い。好きなことをみつけ、どんどん加速してくると、そんな奴に構ってる時間は意外とないことが分かってきます。

好きなことをしよう！結果的に周りも幸せにするから！ってことです。

いまそういう生き方をしていますが、視点を高く持つと、そういう仲間が世の中にたくさんいることに気づきます。

次回はお金について書こうと思います。

マイブーム１、フクロウ