時間軸の捉え方
- 物理世界は現在しか存在しない
- 2015年6月30日
- 読了時間: 6分
何か難しい言い方してるけどw
心理学、脳科学を学んでいると必ず出てくる「時間軸の捉え方」
私もそうなんですが、普段生活してると
先のことを考えたり
過去のことを思い出していたり
無意識レベルで行っています。
普通の概念では
過去から現在、そして未来に時間が流れて行く感覚でした。
でも正しい概念は
未来から現在、そして過去に流れて行く。
です
例えばトラウマの過去があるとします。
トラウマAがあるから、いまBだ。
A=いじめ B=対人恐怖症
AだからB
これが前者の考え方です。
けど「現実は『今このとき』しかない」という当たり前の事実を考えると
Bという状態でありたいからAという過去を現在に持ち出している。と言えます
これはアドラー心理学の「嫌われる勇気」でも紹介されています。
回りくどいので簡単にすると
初対面の人からしたらその人が対人恐怖症なのかどうかなんて分かり得ない。
「私は対人恐怖症ですという態度」をとるから相手もそれに対応する接し方をするようになる。
これは全てのことが言えます。
人見知りなんて存在しない。人見知りの自分を造っているのは自分です。
じゃあ人見知りではなくなるには?
人それぞれですが、これを意識するだけで一発で消える人もいます。
「赤ちゃんの時自分を思い出す」
生まれたときは皆人見知りではありませんでした。
分け隔てなく人と接していた。
それが人と接して行く中で、集団生活を行って行く中で
「自分の言いたいことを言う、やりたいことをするのはダメなんだ。」
と勘違いし始めます。
人の価値観は10歳までにおおよそ形成されると前回あたりに書きましたが(書いたっけ?)
もしかしたら
「知らない人の前ではおとなしくしなさい!」
とか
「知らない人には挨拶しなさい!行儀よくしなさい!」
と親に怒られた過去があるかもしれません。
もしかしたら学校でいじめられた過去があるかもしれない。
何かコンプレックスがある人は過去の経験を現在まで持ち出しているかもしれません。
過去は思い出した時にだけ存在します。しかも想像の中でだけ。
よく使われるのは川での例え話
あなたが流れている川の流れの中に立っています。
赤いボールが上流から流れてきました。
それをあなたはキャッチします!
すると次に
青いボールが流れてきました。
それもキャッチします!
あなたはこう言います
「赤いボールが流れてきて、それをキャッチできたから青いボールが流れてきて、それもキャッチできた!」
明らかにおかしいですよね!
これが過去にとらわれる生き方です。原因論(AだからBだ)と言います。
もしこれが成り立ってしまうなら未来を変えることができない!
しかもAだった人は皆Bになってないとおかしい!
正しい捉え方は
赤いボール、青いボールが流れてくるかどうかは上流でボールを放り投げられたかどうかで決まる。
ちょうど砂時計の真ん中をイメージする感覚です。
上の砂が未来、真ん中が現在、下の砂が過去
流れてくる無限の可能性を真ん中に居るあなたが選びます。
それは常に過去に流れていき、もう戻ってきません。
嫌な過去はあなたが持ち出さない限り戻りませんし、戻せるのはあなたの脳の中でだけです。
これ、結構重要なことだと思います。
いまこの文を読んでる方も、いろいろな思考が頭を巡っていると思います。
パッと目を画面から外して周りを見渡してください。
そこが「今現在」という、唯一存在する物理世界です。
そこからあなたは自分の意志で
未来から流れてくる無限の可能性を選ぶことができます。
自分の本当にやりたいことは何でしょうか。制限をつけずに考えてください。
「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」では沸いてくるエネルギーの量が全く違います。
このエネルギーがどこから来ているのかは分かりませんが、質量保存の法則からすると、すでに人一人ひとりが持っていて、好きなことをする時にだけ出てくる。つまりもうすでにその力は持っている。あとはどうすればそのエネルギーを解放できるか、好きなことをできるかにかかってきます。
「やらなければいけないこと」を残りの人生でやり続けるのか
「やりたいこと」に残りの人生をかけるのか
個人的な体験ですが、やりたいことを3ヶ月やった時の成長はやりたくないことを3年続けても得られないと思っています。
学習するスピードが全く違う。それを今体感しています。
しかも一番びっくりしたのは
「やりたいこと」をやっていると「やらなければいけないこと」も「やりたいこと」にかわるときがあります。
ホリエモンがよく言ってますが
「本当にやりたいことのためなら頑張れるでしょ」ってやつです。
やりたいことが分からなければ、何をやればいいのかが全く分からないので必要意識が生まれません。
脳はさぼるのが得意です。後々脳科学の知識もアウトプットして行きたいと思いますが。
脳さん半端ないっす!w
もう自分ではない何かが頭の中にあって、それをうまく使いこなすことで人生を変えられると言う確信を持っています。
自分とは何か。
人には言えないけど皆考えたことあるんじゃないでしょうか。
自分は自分なのに、自分って何かわからない。
私が自分の心と向き合うきっかけになったのは、前に話しましたが精神病になったことがきっかけです。
自分で自分をコントロールできるなら
悲しい時に笑えるはずだし、楽しい時に怒れるはず、それが今の自分にできてないってことは
…もう1人の何かが内側にいるぞ!という結果に。
あ、引かないでください…正常です(たぶん)。
そして本屋に行くと感動するわけです。
同じことを考えて、それを突き詰めようと人生のすべてをかけた科学者たちが過去にも現在にも存在していることを知るのです。
伝えたいことはたくさんあるんですが
言いたいことは、人は想像したことを実現できる。
巷では「引き寄せの法則」と言われていますが、科学レベルで解明されつつあります。
カルト的な感じも伺える法則ですが、私は賛成派、反対派というより
「この法則があろうがなかろうがそういう考えで行きた方が楽しいよね派」ですw
以下は私の尊敬する中の1人の科学者の言葉です。
「現在の科学で解明できてないからカルトにするんじゃなくて、それを解明するのが科学者の使命でしょ」
私はもっぱら数学はノーセンキューなので科学はアレですが。
次回は「幸せについて」か「お金」ついて書こうかなーと思います。
P.S1
そういえば「過去の意味付けは今現在行っている」って捉え方も大事でした。
前に言った「物事の全てには意味がなくて、意味を付けるのは自分」ってやつに繋がってくるんですが
過去のことを思い出して「あれは最悪だったなー」とか「あれがあったから今幸せだなー」とか
結局過去に対する意味付けは「今ここ」で行ってるので、今幸せになれば過去の出来事は全てその布石にできちゃうんです!
P.S2
テーマだけ決めて即興で書いてるので文の構成めちゃくちゃなのは勘弁してください!
福島県「龍泉洞内部」(怖すぎていきものがかりの気まぐれロマンティックを聴きながら探検)

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